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姫路発の豚骨ラーメン専門店。味変をしながら最後まで美味しくいただける一杯「ラー麺ずんどう屋」

鳥取市湖山に2022年にオープンした、本格的な濃厚豚骨ラーメンのお店です。豚の旨味をじっくりと煮出したスープに、火加減にこだわって作るとろとろ煮卵を合わせるのが一番人気です。
麺の種類や背脂の量を選べたり、お店がすすめる味変ルールがあったりと、最後の一口まで飽きずに食べられるのが魅力のラーメンです。脂っこいものや濃い味付けが苦手という方でも、ぜひ好みの味変を試してみてください。
場所・外観
鳥取市湖山の千代水西交差点の角にお店があります。黒い外壁に、白い大きな文字で店名が書かれているのが目印です。
お店・内観
店内は4〜6人が座れるテーブル席が6席あります。カウンターもゆとりを持って設置されています。
メニュー・おすすめの食べ方
シンプルな豚骨ラーメン「元味らーめん」をベースに、味玉やチャーシューを乗せたアレンジメニューと、辛味をきかせたHOTらーめんがあります。
ご飯ものや餃子、唐揚げといった一品料理にアルコールも注文できます。夜にお酒を楽しむお店としても便利ですね。
こちらは小学生以下のお子さん専用のセットです。ジュースやガチャコインのおまけがつくのが嬉しいメニューです。
この他にも、鶏出汁を使った鶏白湯ラーメンのシリーズや、お得な平日ランチセットもありました。
ずんどう屋の流儀
メニュー表の一番最初のページに記載されています。お店がすすめるラーメンの食べ方です。1〜6項目にかけて説明されていますが、言葉の選び方が楽しいです。
「1.まず心を無にし、日々の煩わしさを忘れてただスープを啜り、麺を食らう」。なるほど。このようにしてラーメンに向き合うのですね。
注文したもの・味玉らーめん
一番人気の味玉らーめんを注文しました。(ライターはネギが苦手なため、ネギ抜きを注文しています)。ちなみに背脂はあっさり、麺はちぢれ麺を選択しています。ガッツリ系が好みの方は、「こってり」や「まみれ」を選択できます。
流儀に従い、まずはスープを麺を無心にいただきます。豚骨スープは、強火で長時間煮込む事によって骨の組織が崩れ、スープの中に溶け込んでいくのが特徴です。
ずんどう屋のスープも同様に豚の旨味が強く、スープそのものがお肉の様に感じます。「食感のあるスープ」といったところでしょうか。
次に高菜漬けを投入します。高菜漬けは、テーブルに着くと店員さんが器に入ったものを持ってきてくれます。食べ放題なのだそうです。
濃厚なスープに野菜系の旨味と程よい辛味が加わることで、肉感が中和されてあっさりとした風味に変わります。高菜漬けは店内で販売もされています。
次はゴマをすり下ろして。すると、高菜の辛味が少し抑えられて今度はまろやかさが加わります。なにかを足すたびに味わいが見事に変化します。この味変がとても楽しいです。
最後はらーめん胡椒を足してみました。この後人に会う予定があったため、生おろしにんにくは遠慮させていただきました。
辛くなりすぎるかな?と気になりましたが、香りがはっきりとした胡椒だったため、高菜やゴマとのバランスがよかったです。一つ一つの味変食材がけんかすることなく独自の味を作り出すのは、ベースとなるラーメンが丁寧に仕込まれているからなのかもしれません。
ずんどう屋まとめ
鳥取市湖山の豚骨ラーメン専門店ずんどう屋についてレポートしました。スープの仕上がりはもちろん、背脂の量が選べたり高菜漬けが食べ放題だったりと、細かな仕事に力を入れているのを感じます。
もっとも印象的だったのが、味変のために用意されている高菜やゴマなどの香りがはっきりしていることです。香りを感じやすいため、どっしりとした豚骨スープに入れても存在感が消えることがありません。
HOTらーめんや鶏白湯ラーメンは味変の必要がないかもしれませんが、次はまた別のメニューでいろいろな食べ方を試してみたいと思えるお店でした。
店名 | ラー麺ずんどう屋 |
住所 | 鳥取市湖山東5丁目211 |
電話 | 0857‐54‐1004 |
駐車場 | 有り |
営業時間 | 10:30〜0:00 |
定休日 | 不定休 |
関連リンク | ラー麺ずんどう屋姫路濃厚とんこつラーメン |